【花組】アウグストゥス東京公演 オクタヴィウスの変化
ついにアウグストゥス東京公演が始まってしまった……
早速見てきたのでメモを残しておくのである。
やはりムラに比べてお芝居がかなり深まりましたね。
柚香さんのオクタヴィウスについて語りますよ〜
東京のオクタヴィウスは何か1本柱ができたというか、ムラでふわっとしていた部分が固まってきたなと感じました。
アグリッパとの関係性はよりまいれいに近くなった感じ。親しい間柄が垣間見えてオタクもニッコリ。
最後の歌でアグリッパが銀橋に向かうオクタヴィウスを微笑みながら送り出す所なんか大好きです。
ブルートゥス一派にアントニウスの居場所を問われるシーンのセリフ「離せ!」が強めのニュアンスになっていた。ムラは「離してください!」みたいなニュアンスだったので、強く物が言えるようになった感じ。
カエサルが殺されたあとの憎しみが沸き起こってくる感情も怖さが増してるというか、前よりドスが効いた声になったのでは。
その後のソロ曲の歌い上げも感情が表に出ていてとても良かった〜これからも自信もって歌ったら大丈夫だよ!っていう祖母心出た。
ポンペイアとデュエット歌い終わったあとの「僕達はもう友だ」のセリフ
ムラではオクタヴィウスの優しさの部分が強く出て語りかけるように言っていたように思いますが、断言するような感じで力強く言うようになりました。
ポンペイアに会って忘れかけてた想いを取り戻して吹っ切れた感じ。オクタヴィウスくん力強く駆けていってとても頼もしくなりましたね。
アントニウスと戦う前の民衆への宣言とアクティウム海戦の守備につけ!辺りも力強く、緊迫感が増した言い回しになっていたように感じました。
ラストの「(頂くのは)アウグストゥス、尊厳あるものの称号だ」のセリフもこれから新たな1歩を踏み出すんだという力強い眼差しで凱旋式に向かいます。
ムラはどちらかと言えばポンペイアとの約束を果たすぞみたいな感じだったかな(?)
しっかり自分の足で立つことの出来る男になったな!という感じ。
柚香さん毎回芝居変わるから多分また違ったニュアンスが出てくるんだろうなとは思うんですが、2日間見た感じだとこの辺は固まってきたのかな?と思いました。
全体的に優しさ先行だったムラのオクタヴィウスから、頼りになるリーダーとしてのオクタヴィウスへと変化を遂げているような気がします。
東京後半になったらさらに芝居が変化しているんだろうな〜と思うのでまた後半見るのが楽しですわ。